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Rさんの手記

はじめまして。

私は、しばらく前に東京キリストの教会と縁を切りました。教会の活動体制に疑問を感じつつも、誘われるまま勉強を続け、教会に足を運びつづけてしまいました。毎晩の電話や、カードの送りあい、デボ、祈りあい・・・という人間関係の築き方に、どうにもストレスが重なって、ついにやめる決心をしました。

本当のところ、決心はなかなかつけられませんでした。でも、親友が、ある教会の牧師に会いに連れていってくれたことで踏ん切りがつきました。その牧師の方は、私の体験談を聞くや「きわめてカルト的な所だと思います。」とおっしゃったのです。それまで、TCCで会った人に言われた「いつまでも待っているよ」とか、「愛しているよ」とか、「心配しているよ」・・・・・などの、どの言葉よりも、その牧師の言葉が胸に響きました。私が悩みを打ち明けるや、すぐにその教会につれて行ってくれた親友の行動に、真に「愛されていること」を感じて胸が熱くなりました。もちろん、すんなり教会側が納得してくれたわけではありません。やめると伝えた後も、駅で待ち伏せされたり、電話で会いたいといわれたり、本当に怖い毎日でした。

彼らは、何かおかしい、でも、どうおかしいのか自分でもきちんと説明できない・・・、と悩んでいたときにちょうど先生のホームページに行きつきました。特に、脱退された方の体験談は、食い入るように読みました。「おかしい」と感じた自分の思いは間違っていなかった、と安心しました。傷が浅いうちに抜けられてよかったと、ほっとしました。ありがとうございました。

それにしても不景気だからでしょうか?人生の悩みや、これからの漠然とした不安に付け込むかのように彼らは活発に動いているように思えます。真面目で、優等生で、他人に認められて誉められることに最高の喜びを感じてきた「いいこちゃん」ほど、はまりやすく、そして抜け出しにくいのだと思います。