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Gさんの手記

MSについてのホームページ見ました。

役に立つかどうかわかりませんがメールしてみます。

【主な構成員は大学生】

他の元メンバーの方々が書いているようにMSは大学生を主なターゲットして勧誘活動をしています。でもかなり前からそうして大学生を勧誘しているので、初めのころに勧誘された大学生は今もう20代後半から30代。現在のメンバー構成としては大学生から社会人まで幅広い年齢層に広がっている、という印象が強かったです。(でもほとんどみんな大学生の頃に勧誘されて来た、という点では一致していますね。)

【大学単位のグループ・教会】

会員たちは地区(近所の大学)ごとにグループになって「教会」という単位でまとまっていました。慶応、東大、早稲田、お茶の水女子、中央、駒沢、上智、青山学院、東京女子、昭和女子、東京理科、・・・・・ たくさんいましたね・・。

【ヒエラルキー組織・共同生活】

「教会」の中ではリーダーとして「教役者」と呼ばれる人が一人ずついて、会員をコントロールしていました。全体として教祖がトップ、以下「霊」の強さに応じてヒエラルキー関係がありますが、会員が増えて全体としての統率が難しいので、さらに細かく「教会」単位で同じようなヒエラルキー関係で管理されているのです。「教会」はアパートの一室であることが多いみたいです。「教役者」を含めて数人の熱心な中心的会員が共同生活をしています。そこで会員たちは30講論を習ったり、日曜には礼拝を行ったりします。学生たちの活動拠点です。

長く会員をやっている人ほど「経験者・年長者」とみなされていて(長い間教祖の「みことば」を聞いている=霊がそれだけ成長している、という考えです)「上」の言うことは絶対です。アジアに根強い儒教の影響かなー、なんて個人的には思っています。新入生が「なんか変だな」、と思っても「まだ霊が幼いからわからないんだ。その内霊が成長してわかるようになる」という理論で疑問は片付いてしまいます。MSにとって「霊」という概念はすべての疑問を煙に巻いてなんとなくわかったような気にさせてしまう究極の武器だと思います。

2000423日記

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