大学構内でヨハン教会の宣教師(女性)に勧誘された女子学生の経験
大学の学生ホールで不意に「ここは学食ですか?」と韓国人の女性(後にヨハン教会の宣教師であることが分かる)に声を掛けられました。
私は単なる見学者か何かだと思い、彼女との雑談に応じました。彼女は「この近くに住んでいる。日本人の友達があんまりいない。よかったら友達になって欲しい」などと同情をかうようなことを言っていました。しばらく会話をしていると「今度の日曜日にゴスペルのコンサートがあるから来ませんか?」と誘って来ました。私は用事を理由に断ろうとしました。しかし彼女が「いつ終わるの?場所は?なんとか来れない?」としつこく食い下がってくるので、根負けして行く、と言ってしまいました。この時点では、彼女は、場所が教会であること、自分が宣教師であるということは、一言も言いませんでした。
日曜日夕方、私は彼女と待ち合わせをして会場であるヨハン早稲田キリスト教会へ連れて行かれました。会場にはかなりの人が集まっていたと思います。(彼女の話では、2千人ぐらいだそうです。)
コンサートでは、確かに普通のクリスマスソングなども歌われました。しかし若干異様な物を感じました。最初は歌を楽しんでいた私も、段々周囲の雰囲気がおかしいと思い始めました。最後の「あなたは愛されるために生まれた人」という歌の大合唱になった時には「絶対異常だよ、何こんなに盛り上がってんの?」と思いました。コンサート終了後、「キリスト教の信者になるつもりはない」と告げて帰ろうと思いましたが、言い出せず、次の水曜日に夕食を食べる約束をしてしまいました。
帰宅後ネットで教会の名前や宣教師の名前を検索し、この教会について、詳しい情報を得ることができました。その後、大学の学生相談室で今までの経緯を全て話し、この教会関係者とは今後一切関わらないことを決意しました。今考えると「友達が欲しい」という嘘にあっさり騙され、会場などについてろくに質問しなかった自分の危機意識の無さが情けないです。しかし学内に無断で入り、人の同情を誘うような嘘の声掛け、教会のきの字も言わす、ただのゴスペルのコンサートとしか言わないこの団体の勧誘手口は卑怯だと思います。