次に天の岩笛(一名単に石笛ともいう)を静に余韻寂々と吹奏すべし。石笛の澄み渡りたる音は実に人をして恍惚たらしむるものあり。この石笛の吹奏法にも古傳の秘事あり。されど初心者は至誠を以って四、五回に切りて長く吹奏すれば可なり。
(小西雲鶴『皇国神伝 帰神法伝習録』p.18より 一部新かなに直す)
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