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スタディーＮｏ．１「イエス」
＜はじめに＞
「キリスト教」は当然イエス・キリストを中心としたものであることを説明する。
イエスが誰であり、何を行い、何を教えたかを理解することがキリスト教の信仰の全てが建てられる土台となる。
今日のレッスンはイエスが誰であるかを説明する。
Ｉ．イエスは歴史的事実
Ａ．ルカ１：１－５
１．ルカは医者であった。彼は「使徒の働き」の著者でもあるが、そこに書いてある出来事は当時の歴史を物語るものとして評価されている。ルカによる福音書に使用されてる優美なギリシャ語は広くたたえられており、著者の教養の高さを物語ってる。なぜこの様なことを言うのか？ルカが賢い、思慮深い人で、その人がイエスについて書いたことは信頼できるということを示すため。
２．「目撃者」「注意深く調査した」「順序だった記述」及ぴ「確かさ」はみな、イエス・キリストが単なる伝説あるいは誇張されたおとぎ話ではないということを反映している。
３．イエスの生涯の歴史的背景（ルカ１，５）
時期：ヘロデ王の時代
場所：ユダヤ
人々＝ザカリヤ及ぴエリサベツ（系図までも示されている）
Ｂ．ルカ２：１－７
１．キリストの誕生の歴史的背景
時期：ヘロデ王の時代
場所：ナザレ、ガリラヤ、ベツレヘム（これらの町は全て現存する）
イエスはナポレオンや徳川家康同様、歴史上の実在した人物である。同時代の歴史家（Ｔａｃｉｔｕｓ，Ｊｏｓｅｐｈｕｓ）によってもイエスの存在は裏付けられる。
決心：私はイエスが生きて、実在したと信じる。
Ⅱ．イエスは大変な衝撃を与えた
イエスが本当に人として生きたことを確認したが、ここでは彼は普通の人ではなかったことを見る。
Ａ．使徒１：８
1.イエスは世界に衝撃を与える計画を立てた。そしてそれを実行した。
Ｂ．聖書
１．人類の歴史上最も広範囲に持たれている本。
２．他のどの本よりも多くの言語に翻訳され、他のどの本より研究されている。
３．歴史において最も読まれ、勉強されている本。
４．同時代と場所の他のいかなる文献と比ベ、原本からの翻訳の正確さを競うものは他に無い。私たちの聖書は当初書かれたものと全く同じ。
５．６６の書から成り、４０人の著者によって書かれている。1500年の間に書かれたが、内容には完全に一貫性がある。
＊この想像を絶する本の中で、最も重要な中心的人物はイエス・キリスト。旧約聖書は彼の来臨とその理由を予告している。福音書はイエスについて語り、新約聖書の残りの部分は彼にどうやって従ったらいいのかを説明している。
Ｃ．イエスは貧しく、学も無く、小さな田舎町の出身で外国旅行の経験もなかった。活動期間は３年。その３年が世界を変えた。しかし歴史上、他のどの人の人生もイエス・キリストのような大規模な衝撃を与えていない。（ナポレオンの言葉）
決心：イエスは史実であるのみならず、彼の人生は人類史上最も影響力のあるものである。
＊ここでイエスがあなたの人生にどう影響を与えたか、短くシェアする。
皿．イエスは人以上であり神からである
Ａ．ヘブルｌ：１－３
１．神は私たちに語りかけたい。（「力」のようでなく）
２．イエスは私たちにわかる形で神がどのような方であるかを示している。
（例：蟻に語りかける場合）
私たちはイエスを理解することにより神を理解することができる。
Ｂ．ヨハネｌ：ｌ一５，１４
１．イエス＝言葉（神の私たちとのコミュニケーション）
２．イエス＝神「最初から神と共に」（永遠）
「彼を通して全てのものはつくられた」（力強さ）
３．イエスは暗い世の光（例：光の無い洞窟）
イエスは如何に生きるかを示して下さる。
決心：私はイエスを捜し求めることにより神とその真実を捜し求める。イエスの教えは神からくる。
鍵：あなたの友人は生れてはじめてイエスが単なる歴史上の人物の一人としてかたづけられないことに気づき始めている。
1.彼は事実：それを信じるか。それとも歴史は間違っているか。
2.彼は衝撃を与える：普適の人ではない。
3.彼は神から来た：だからこそこのイエスを私たちは信頼することができ、彼を通して真実を知り、神を知ることができる。
ルカを読み始める。