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バプテスマ(洗礼)へのプロセスについて(TCCリーダー経験者による解説)

 

イエスの復活」の学びが終わったあたりから、勉強をしている人に対してかなりのフォーカスが開始されます。次の「弟子」「御言葉」「信仰」あたり迄勉強が進む事は稀で、(私の今までの経験だと 10人のうち23人の割合)「イエスの復活」以降の勉強まで進んだ人はかなり大切にされます。したがって、それ以降の勉強には、教会のスタッフとか牧師が入ることが多いです。さらに「イエスの復活」以降は、テキスト通りにやるというより、自分の人生からの話をする事によって相手にインパクトを与える、あるいは、納得させるという事にかなりのウエイトをおくので、霊的に強い人、御言葉に対して深い確信を持っている人が入ることが多いです。

そして、必ず、リーダースミーティングの時には、「イエスの復活」以降の勉強をしている人のゴール(例えば:「今“御言葉の学び”まで進んでいる**さんは、*月*日にバプテスマの予定」というふうに)を設定します。「弟子」の勉強までいっている人は、大抵は1〜2週間以内に「救う」(バプテスマを受ける)ことを目標としています。

以下にバプテスマ前1週間のプロセスの例を書いてみます。

(1)日曜日:「」の勉強をし「罪のリスト」を書くよう宿題を出す。

(2)水曜日:ディボーショナルの前に短く勉強をする。その時、きちんと「罪のリスト」

を書いてきているか(過去の性的体験などを含む、普通、人には言えないし、言う必要もない自分のプライバシーを書いているか)を確認する。それができているかどうかで、対応が二つに分かれる。

・きちんと書いていたら→「救いの計画」の勉強を少しする 。

・きちんと書いてない場合→もう一度「闇」の勉強(「罪のリスト」の書き方をもう一度詳しく教える。そして、書き直して金曜に持ってくるようチャレンジする)

(3)金曜日:「」の勉強をする。そして、少しだけカウントコスト(バプテスマの心構えを確認する問答)をする。この日はかなり遅くまで勉強をすることが多い。

(4)土曜日の昼:「教会」の勉強をする。

(5)土曜日の夜:「教会」の学びがスムーズに進んでいたら、カウントコストに入る。

(5)日曜日早朝:教会に行って本カウントコストそしてバプテスマの練習、バプテスマ本番

 

以上はあくまで一例であり、人によって様々なヴァリエーションになることはいうまでもありません。バプテスマは、必ず日曜日ということもなく、進み方によっては、ウイークデーの夜になることもあります。日曜まで待たせるということはせず、所定のプロセスが終わった時点で、間髪を入れずにバプテスマというのがこの教会のやり方です。

 

大抵は、各リーダーに、「今月は1人バプテスマ」というふうにノルマが課せられているので、勉強をしている人のニーズに合わせて勉強を進めるというより、自分のノルマ達成のために、リーダが自分で設定したゴールに基づいて勉強を進めることが多いのもこの教会の特徴でしょうか。