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F. シュライアマハー「弁証法講義」1822年
F. Schleiermachers Dialektik
Im Auftrage der Preussischen Akademi der Wissenschaften auf Grund bisher
unveroeffentlichten Materials, hrsg. v. Rudolf Odebrecht, 1976.
目次
1 一般論の部
2 超越論の部
2-1.超越論的課題一般
2-1-7 思考のプロセスにおける二つの極の相互関係
2-1-8 知の新しい特徴付け
2-1-9 思考プロセスの三段階
2-1-10 個人の思考に対する知の関係
2-1-11 概念と像
2-1-12 知的側面における最高の対立としての実在的と理念的
2-1-13 有機的側面における最高の対立としての空間の充溢と時間の充溢
2-1-14 超越論的課題に対する最高の対立の関係
2-2.超越論的側面において、形式的なものに対応するものの探求
2-2-1.概念と判断の対立関係
2-2-2.概念の領域 その関係と限界
2-2-3.判断の領域 判断の種類と判断の限界
2-2-4.概念の限界と判断の限界の関係
2-2-5.現実の思考に対する関係におけるそれらの限界の同一性
2-2-6.第1の、そして最後の前提としての思考の限界
2-2-7.観念論と実在論の一面性
2-3.概念形式の下にある知についての超越論的検討
2-3-1.理性が一つであることと、生得概念についての教説
2-3-2.概念の成立と発展
2-3-3.概念に対応する限りにおける存在について 力と現象
2-3-4.最高の力と汎神論的構築の誤謬
2-4.判断形式の下にある知についての超越論的検討
2-4-1.判断の産出の同一性
2-4-2.判断と存在の共同性
2-4-3.存在についての静的・動的見解
2-4-4.一要素的判断と二要素的判断 対自的存在と集合的存在の相互関係
2-4-5.自由と必然性の二極性
2-4-6.運命と摂理
2-5.知と意欲、そして感情におけるそれらの相対的同一性
2-5-1.超越的根拠に対する4つの定式の批判
2-5-2.超越的根拠の諸表象と知の理想
2-5-3.超越的根拠への3つの道
2-5-4.意欲の側からの新しい出発点の基礎付け
2-5-5.意欲と超越論的根拠
2-5-6.倫理法則と世界秩序
2-5-7.直接的自己意識としての感情
2-5-8.哲学と宗教の関係
2-6.神と世界の関係
2-6-1.超越的根拠の定式の価値
2-6-2.世界と神の、超越的性格における差異
2-6-3.神智学と哲学
2-6-4.哲学と教義学
3 技術論あるいは形式論の部
3-0.序
3-0-1.運動における知
3-0-2.生成する知における受容的要素と自発的要素
3-0-3.構成原理としての世界イデーと神イデー
3-0-4.知の構築と結合
3-0-5.発見的方法と建築術的方法
3-1.第1章 知としての思考の構築あるいは実現の理論
3-1-0.準備的考察―知と誤謬の状態
3-1-0-1.確信の感情に対する思考の関係
3-1-0-2.知のイデーに対する思考の4重の関係
3-1-0-3.第1の中間状態:私の無知についての知
3-1-0-4.第2の中間状態:私の知についての無知
3-1-0-5.制約されたものと純粋な思考
3-1-0-6.知への通過点としての懐疑的仮定
3-1-0-7.誤謬の不可避性
3-1-0-8.相対的出発点における誤謬
3-1-0-9.罪としての誤謬
3-1-0-10.部分的知の一面性
3-1-0-11.概念形成理論の優位
3-1-1.第1節 概念形成理論
3-1-1-1.近似的方法と概念の区分
3-1-1-2.区分の原理 主語概念と述語概念
3-1-1-3.揺れ動く統一としての概念
3-1-1-4.区分を区別する特徴
a)並列と従属の関係
b)量と質の関係 度合い
3-1-1-5.対立の相対性と学問的プロセスの一面性
3-1-1-6.物質的差異の基準
3-1-1-7.概念の起源 原初的状態
3-1-1-8.A)帰納的プロセス
3-1-1-8-1.誤謬から自由な出発点の第1の契機:知に対する欲求
3-1-1-8-2.誤謬から自由な出発点の第2の契機:分離的敏捷さ
3-1-1-8-3.理性による有機的刺激の規定
3-1-1-8-4.原初的判断プロセスの結果としての名辞的定義
3-1-1-8-5.判断の可逆性の基準
3-1-1-8-6.一般的像の真理性
3-1-1-8-7.一般的表示体系としての言語
3-1-1-8-8.批判的方法の基準
3-1-1-9 B)演繹的プロセス
3-1-1-9-1.演繹プロセスの二つの契機
3-1-1-9-2.演繹と帰納の相互関係
3-1-1-9-3.前進の規則
3-1-1-9-4.区分のプロセスの規則
a)二分法と三分法
b)区分の四分法性
3-1-1-9-5.区分の誤り
3-1-1-9-6.区分のプロセスの終わり
3-1-1-9-7.伝統的論理学との比較
3-1-2.第2節 判断形成理論
3-1-2-1.思考の限界から判断形式への移行
3-1-2-2.不完全な判断、完全な判断、絶対的判断
3-1-2-3.判断形成と概念形成の関係
3-1-2-4.不完全な判断の質について
3-1-2-5.不完全な判断の段階
3-1-2-6.完全な判断の基準
3-1-2-7.判断形式の区分について
3-1-2-8.逆転の理論
3-1-2-9.三段論法
3-2.第2章 知の連関 結合の理論
3-2-0.序
3-2-0-1.結合の二つの方法
3-2-0-2.啓示と根源的発見
3-2-1.第1節 発見的方法について
3-2-1-1.発見的方法の一般的性格
3-2-1-2.合致と類似の法則
3-2-1-3.観察と試み
3-2-1-4.発見的方法における個人的契機
3-2-2.第2節 建築術的方法について
3-2-2-1.哲学的構成の理論
3-2-2-2.弁証法と数学